東京国立近代美術館「ピーター・ドイグ展」【美術館・博物館/冬の展覧会情報2019・2020】

2020/01/15 16:05
《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》 2000-02年、油彩・キャンバス、196×296cm、シカゴ美術館蔵 ©Peter Doig. The Art Institute of Chicago, Gift of Nancy Lauter McDougal and Alfred L. McDougal, 2003. 433. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006

《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》 2000-02年、油彩・キャンバス、196×296cm、シカゴ美術館蔵
©Peter Doig. The Art Institute of Chicago, Gift of Nancy Lauter McDougal and Alfred L. McDougal, 2003. 433. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006

2020年1月以降、ぜひ鑑賞しておきたい美術館・博物館の展覧会を編集部がピックアップ。今回は東京国立近代美術館で2020年2月26日(水)より開催される「ピーター・ドイグ展」をご紹介します。見どころやドイクのトークイベント情報もチェック!

●文:中村美枝(JAM SESSION)


1990年代のデビュー以降、世界を舞台に活躍を続けるスコットランド出身の画家ピーター・ドイグ。代表作のひとつ《のまれる》(本展出品予定)は、2015年のクリスティーズ・オークションにて約2,600万米ドル(当時約30億円)で落札。現代アートのフロントランナーとも言われている。そんなピーター・ドイクの日本で初めての個展が2020年2月26日(水)より開催される。

ロマンティックかつミステリアスな風景画で知られるピーター・ドイグだが、その制作スタイルはユニーク。ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告グラフィック、自身が暮らしたトリニダード・トバゴの風景など、さまざまな要素を組み合わせて独自の世界を作り上げている。本展では彼の初期から最新作までを網羅。どこか懐かしく、それでいて刺激的なドイグ作品で感性をブラッシュアップしよう。

《ラペイルーズの壁》 2004年、油彩・キャンバス、200×250.5cm、ニューヨーク近代美術館蔵 ©Peter Doig. The Museum of Modern Art, New York. Gift of Anna Marie and Robert F. Shapiro in honor of Kynaston McShine, 2004. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006

《ラペイルーズの壁》 2004年、油彩・キャンバス、200×250.5cm、ニューヨーク近代美術館蔵
©Peter Doig. The Museum of Modern Art, New York. Gift of Anna Marie and Robert F. Shapiro in honor of Kynaston McShine, 2004. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006

《ストレンジャー・ザン・パラダイス》(「スタジオフィルムクラブ」より) 2011年、油彩・紙、93.5×61.5cm、マイケル ヴェルナー ギャラリー蔵 ©Peter Doig. Courtesy Michael Werner Gallery, New York and London. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019

《ストレンジャー・ザン・パラダイス》(「スタジオフィルムクラブ」より) 2011年、油彩・紙、93.5×61.5cm、マイケル ヴェルナー ギャラリー蔵
©Peter Doig. Courtesy Michael Werner Gallery, New York and London. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019

《ラペイルーズの壁》 2004年、油彩・キャンバス、200×250.5cm、ニューヨーク近代美術館蔵 ©Peter Doig. The Museum of Modern Art, New York. Gift of Anna Marie and Robert F. Shapiro in honor of Kynaston McShine, 2004. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006

《ラペイルーズの壁》 2004年、油彩・キャンバス、200×250.5cm、ニューヨーク近代美術館蔵
©Peter Doig. The Museum of Modern Art, New York. Gift of Anna Marie and Robert F. Shapiro in honor of Kynaston McShine, 2004. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006

《ストレンジャー・ザン・パラダイス》(「スタジオフィルムクラブ」より) 2011年、油彩・紙、93.5×61.5cm、マイケル ヴェルナー ギャラリー蔵 ©Peter Doig. Courtesy Michael Werner Gallery, New York and London. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019

《ストレンジャー・ザン・パラダイス》(「スタジオフィルムクラブ」より) 2011年、油彩・紙、93.5×61.5cm、マイケル ヴェルナー ギャラリー蔵
©Peter Doig. Courtesy Michael Werner Gallery, New York and London. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019

画像左)2002年、活動の主な拠点をロンドンからトリニダード・トバゴに移したドイグ。この頃から海辺の風景をモチーフにすることが多くなり、それまで比較的厚塗りだった画面が、薄塗りの油絵具、水性塗料で描く色彩鮮やかな作風に変化していった。2ⅿ超の本作をはじめ大型作品も多く出品。なかには幅3ⅿ越えの絵画も

画像右)ドイグがトリニダード・トバゴのアーティスト、チェ・ラブレスと2003年にスタートした映画の上映会「スタジオフィルムクラブ」。誰もが参加できるこのプログラムのために描いた直筆ポスターを日本で初公開。《ストレンジャー・ザン・パラダイス》のほか、《座頭市》《お熱いのがお好き》などが並ぶ

ピーター・ドイグ(1959~)

ピーター・ドイグ(1959~)

《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》A5ノートイメージ画像

《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》A5ノートイメージ画像

ピーター・ドイグ(1959~)

ピーター・ドイグ(1959~)

《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》A5ノートイメージ画像

《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》A5ノートイメージ画像

画像左)2020年3月1日(日)は、ピーター・ドイグ本人によるトークイベントを開催。日本で初めてとなる貴重な機会は見逃せない。会場は東京国立近代美術館 地下1階 講堂。当日10:00より1階受付にて整理券配付、先着130名、聴講無料、要観覧券(半券可)

画像右)3ⅿ超えの超大型作品《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》をデザインしたA5ノート(会期中は450円で販売・税別)付きの前売りチケット1,900円を、2020年2月25日(火)23:59まで、チケットぴあにて販売中。詳細はhttps://peterdoig-2020.jpにて



東京国立近代美術館「ピーター・ドイグ展」【美術館・博物館/冬の展覧会情報2019・2020】