SaaS導入後の課題はユーザーへの定着化、WalkMeが調査報告書を発表

2020/01/10 08:00

 WalkMeと日経BPコンサルティングは2020年1月9日、SaaS(Software as a Service)導入後の定着化に関する調査報告書を発表した。SaaSの導入や選定にかかわる意思決定者を対象に、両社が共同で調査した。調査報告書によると、今後3年間でSaaSへの投資を増やすと回答した企業の割合は79.4%。SaaS導入後の最大の課題は、ユーザーへの定着化だとしている。

SaaSの導入状況

企業が導入しているSaaSの業務領域は多岐にわたっている。その中で最も導入率が高かったのは、グループウェアやビジネスチャットといった「コラボレーション」で、調査対象企業の65.1%が既に導入していた。次いで、CRM(顧客関係管理)/SFA(営業活動自動化)や名刺管理といった「営業・マーケティング」で、導入率は48.2%だった。

1社当たりの導入済みSaaSの数は、平均で5.9個。企業規模が大きいほど導入数が多く、従業員数が300人未満の企業の平均4.4個に対して、1000人以上の企業は同7.6個、5000人以上1万人未満の企業は同9.4個だった。

SaaS導入の目的では「業務の効率化」が圧倒的に多く、82.8%の企業が挙げた(複数回答)。次いで、「コスト削減」が51.4%、「場所や機器を選ばずシステムを活用できる」が30.7%、「データ活用による意思決定の質向上」が20.6%だった。

SaaS導入後の課題で最も多かった回答は「ユーザーへの定着化」。72.9%の企業が回答した(複数回答)。次いで、「機能と業務の不整合」が62.8%、「データ活用」が62.2%、「経営への効果の証明」が50.9%だった。

定着化のための施策、効果は?

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